ダイエット(減量)

ダイエットでストレッチが重要な理由!効果的なストレッチの方法とは?

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ダイエットでストレッチが重要な理由

ダイエットをするうえで何故ストレッチが重要なんでしょうか?
どんなやり方が効果的な方法なのか。

これについて美容・痩身器具メーカーで4年以上仕事をしていた私が、パーソナルトレーナーとして解説していきます。

ふるちゃん自己紹介・元美容・痩身器具メーカーで商品開発にもかかわって4年以上勤務。
・現パーソナルトレーナー、美容アドバイザー。
・ボディメイクのコンテストに向けトレーニングに勤しむ30代。

ストレッチでカロリー消費!

まずダイエットでストレッチが重要な理由は、カロリー消費効果があるからです。

え、筋トレやランニングとかしないとカロリー消費しないんじゃないの?と思うかもしれませんが、実はストレッチは筋肉を伸ばす「運動」なんです。

一般的にダイエットで運動というと筋トレやランニングなどを思い浮かべると思いますが、これら主に筋肉を収縮する運動です。

当たり前かもしれませんが、基本的に運動をする際は筋肉が収縮することによって力が発揮され、体を動かしています。

ストレッチはこの逆の作用で筋肉を伸ばす運動となります。

筋肉は収縮するときも伸展するときも両方カロリーを消費することが分かっています。

つまり、筋トレ前や後に行うストレッチは体をほぐす目的ですが、それ以外の時でもストレッチをすることによって「運動」ができてしまうんですね!

運動というときついと思われる方が多いと思いますが、ストレッチは気持ちいいリフレッシュになりますよね?

これでカロリーが消費できるのであれば体も柔らかくなるし、スッキリするし一石二鳥ですよね。

もちろん筋トレやランニングとあわせて行うことも重要です。

ただ、忙しくて筋トレやランニングができないときはストレッチだけでも行うことは効果的なので毎日の習慣として行うようにしましょう!

どんなやり方をすれば効果的なストレッチの方法になるのか

まずストレッチには静的ストレッチ動的ストレッチの2種類があります。

【静的ストレッチ】

一般的なストレッチのことで、ゆっくり各部位を伸ばすストレッチのことです。

【動的ストレッチ】

サッカー選手などが良くやるブラジリアン体操やラジオ体操のような体を動かしながら各部位を伸ばしたり、ほぐしたりするストレッチのことです。

この2種類は行うタイミングを使い分けることで効果的なストレッチにすることができます。

静的ストレッチ → 運動をしない普段のタイミング
動的ストレッチ → 筋トレなど大きな力を発揮する運動の前

何故強度の高い運動前は静的ストレッチではないのかというと、静的ストレッチで筋肉を伸ばすと、その後の筋力の発揮する力が弱くなってしまうことがわかったからなんです。

筋力が最大限発揮できないと、筋肉を付けたい方は筋力を伸ばしていくトレーニングがしにくくなり、筋肉の成長が遅れることが容易に予想できますね。

また、ダイエットをしたい場合の筋トレでも最大筋力が弱くなると、その分消費カロリーが少なくなって非効率になってしまうことが想像できますよね。

そのため、最近では筋トレなどの強度の高いトレーニング前は筋肉を伸ばしきらずにほぐすことができる動的ストレッチがおすすめされているんです。

もちろん運動をしないタイミングでは通常の静的ストレッチが有効なので、タイミングによって使い分けるようにしましょう!

【動的ストレッチ例】
習慣化しやすいように短めの動画を選んだので、やってみましょう!

【静的ストレッチ例】
整体のプロの参考動画です、是非やってみましょう!

静的ストレッチの有効なタイミング

運動をしないタイミングでは静的ストレッチと言いましたが、それでも効果的なタイミングというのがあります。

特にダイエットで考えた場合は朝、お風呂上り、運動後、寝る前です。

朝は体が起きていない状態で代謝も低いタイミングなので、ストレッチで筋肉を伸ばすことによって血流も促進され代謝を高めやすくなります。

また、体がほぐれるので、通勤や通学で焦って転んだり足がほつれたりしにくくもなります。

ただし、朝は体も固くなっているので無理して伸ばし切ろうとせずに体をほぐす。血流をよくするくらいの意識で軽めに行ったほうが、腱や筋肉を傷めずに安全です。

次にお風呂上がりですが、これは体もあったまり、最もやわらかくなっているタイミングなので自分の体の固さや柔らかさが把握しやすいタイミングだからです。

運動後も同じで体が温まり、血流が活発なので体がやわらかいタイミングです。

さらに運動後はもうひとつダイエットにおいて、メリットがあって
筋肉が運動で収縮した状態なので、それを伸ばすことによってさらにカロリー消費を期待できるからです。

ただし、筋肉を成長させたいという場合は伸ばしすぎると筋肉を成長するための物質が流れてデメリットになる可能性があるので、目的に応じて行いましょう。

最後に寝る前ですが、睡眠中は代謝も下がりますし、血流も停滞気味になるので、寝る前にストレッチで体をほぐして血流の良い状態にしてあげることで快適な睡眠ができますし、睡眠時の体への負担も軽くすることができるのでおすすめです。

おすすめなタイミングが多くなりましたが、もちろんすべて行いましょう!ということではありません。

ご自身が生活の中でできるタイミングを見つけて習慣化しやすいタイミングで、1日1回(できれば1日2回)行うとダイエットにも健康にも効果的なストレッチができます。

ご紹介した動的ストレッチと静的ストレッチの両方を試してみて、ご自身にあった継続しやすいほうをご自身の習慣に紐づけて行ってみてください。

習慣化のためのワーク

ストレッチの方法はわかったけど、実際にやろうとしても中々続かない。

という人も多いと思います。(私もそうでした(^-^;)

そこでストレッチを習慣化するために非常に簡単だけど、ストレスなく続けやすい強力な方法があります。

それは、

「今ある習慣に紐づけて行うこと」

です。

例えば、

・朝起きて歯を磨いたらストレッチする。

・お風呂から出たらストレッチする。

・寝る前にトイレに行ったらストレッチする。

など。

こうすれば、「よし、今からストレッチするぞ」といちいち意志の力を使わなくても、自然と習慣で、流れで、行うことができるようになります。

そこで最後に、下記2つを決めて今日から実践してみてください。
・動的ストレッチか静的ストレッチか決める。(決まらなければ、まずは静的ストレッチがおすすめです。)
・紐づける習慣を決める(歯磨きの後等)

人は習慣で変わります。

まずはこの2つを決めて、いい習慣の1つとして実践していただけると嬉しいです。

<まとめ>

・運動前は動的ストレッチ!
・静的ストレッチはおすすめのタイミングで1日2回が効果的な方法!

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