ダイエット(減量)

部分痩せは可能?不可能?パーソナルトレーナーが解説!具体的な方法とは?

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ふるちゃん自己紹介・元美容・痩身器具メーカーで4年以上勤務した元東証一部上場企業管理職。
・メーカーでは痩身器具やサプリメントを担当
・現パーソナルトレーナー、美容アドバイザー。
・ボディメイクのコンテストに向けトレーニングに勤しむ30代。

◇部分痩せは可能なのか?


部分痩せといっても「痩せる」わけですから当然ですが、ダイエットは必須です。

つまり、「摂取カロリー<消費カロリー」の状態にするということですね。

具体的な食事の考え方などは下記の記事で解説していますので、今回は触れません。

そのうえで特定の部位をより減らす方法は存在します。

ただし、目に見えて分かるような部分痩せの効果としては難しいというのが私の見解です。

理由としては脂肪が落ちるメカニズムにあります。

脂肪が落ちる状態はもちろん、消費カロリーのほうが摂取カロリーを上回っている状態ですが、その時に脂肪は脂肪酸に分解され、血流などを巡って尿などの代謝によって体外に排出されることで脂肪が減っていきます。

つまり特定の部位の脂肪だけを選択的に分解して体外に排出するということは難しいんです。

その前提を踏まえたうえで、まったくの不可能とも言えませんので、方法論についてお話ししていきます。


部分痩せの方法論

◇痩せたい箇所の筋肉を動かす

部分痩せの最初の方法ですが、それはシンプルに「痩せたい部分に近い箇所の筋肉を動かす」ということです。

これは実はテニス選手がラケット持っている腕(前腕)のほうが脂肪がわずかに少なかったことが報告された例もあることから分かるのですが、良く使う・良く動かす箇所についている脂肪はより少なくなりやすいということです。

これはみなさんなんとなくやっていることですし、部分痩せの本などでも紹介されることなので、なんだそんなことかと思われると思いますが、それくらい部分痩せは難しいということです。

実際にどのような運動をすればいいかというと、筋トレを行う場合は軽い重さで回数を多く行うトレーニングで、可動域を多くとるのがおすすめです。

スクワットの場合は、ブルガリアンスクワットなどを可動域を最大限にとって回数を多く行うというようなトレーニングですね。

あまり長時間の有酸素運動は筋肉も減らしてしまい、代謝が下がってしまうことがあるので、筋トレ以外ではタバタ式トレーニングのようなHIITトレーニングもおすすめです。

◇セルライトをほぐしてから運動する

もう一つは痩せたい箇所がセルライト化している場合などに有効な可能性がある方法ですが、凝り固まった脂肪をほぐして流れやすい状態にしてから運動するという方法です。

セルライトは脂肪だけでなく老廃物も溜まっていることが考えられるため、痩せたい箇所をほぐしたうえで、リンパに沿って流すようにマッサージします。

ただ、それだけではまた元に戻ってしまう可能性があるので、カロリーをダイエット状態にしたうえで、運動をする必要があります。

ほぐしてからすぐに運動することで血流が促進され、脂肪だけでなく代謝物質も体外に排出されやすくなるため、部分痩せができる可能性が高まります。

リンパの位置

手でほぐすのが難しい、面倒という方は、マッサージしてくれる家電も出ていますので、試してみるのもいいでしょう。

◇加圧する・温める

つぎはマッサージに似た方法ですが、痩せたい箇所を温めるということです。

温めることで血流を促進し、脂肪や老廃物を代謝によって体外へ排出しやすくなります。

また、痩せたい部分を加圧するのも有効で、この場合は脂肪を落とすというよりも加圧するものをまくことによって温まったり、その箇所が加圧された状態を形状記憶することによって細い状態が維持されやすくなる可能性があるためです。

この加圧はボディビルダーなどのボディメイクをしている選手なども行っている人も多いので、試してみるのもいいでしょう。

足や腕などを加圧する場合で、あまりコストをかけたくない場合は100均などで売っているサポーターを使うのもいいでしょう。

ただし、あまり強い加圧や長時間の加圧は血栓などのリスクもあるので、適度に行い、違和感や不調を感じた場合は外すようにしましょう。

◇筋肉のつき方を意識して部分痩せしているように見せる!

最後は部分痩せというよりはボディメイクの目線で視覚効果的に部分痩せしたように見せる方法です。

最初にお話ししたとおり、部分的に脂肪を落とすのは非常に難しいのですが、筋肉は部分的につけることができます。

これを利用して、体に凹凸を作ることによってコンプレックスを解消しようということです。

そのため、私は一貫して痩せたいのなら有酸素運動より筋トレをしましょうと言っているんですね。

例えば、足を細く見せたいという場合は、お尻の筋肉をつけることによって、お尻が上がったり、ボリュームがまずことで、結果的に・相対的に足が細く見えるようになるという感じです。

◇まとめ

・部分痩せは難しい!
・ダイエットしながら痩せたい部分をメインに動かそう!
・痩せたい部分をマッサージしよう!
・痩せたい部分を加圧したり温めよう!
・筋肉の付け方を工夫して見え方を変えよう!


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